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図書だより 令和3年度 第3号(令和3年12月6日発行)
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2021
12.16
【図書室より】
図書だより 令和3年度 第3号(令和3年12月6日発行)
図書だよりからピックアップ 前橋育英高等学校図書館
☆今年もクリスマスシーズンがやってきました。コロナ禍でも、やはりクリスマスは心が弾みます。もうすぐ冬休み。冬の季節を楽しみながら、読書してみませんか。 
今年も図書室では、「育英推薦図書2021」の特集を組みます。図書委員がみなさんにおすすめする本です。 魅力的な作品がそろっていますので、ぜひ読んでみてください!

☆冬休み貸し出しは10日から!
開始日 12月10日(金)より
冊 数 10冊まで
返却日 2022年1月7日(金)

☆小川駿輝先生のオススメ
『ライオンのおやつ』  小川糸著 ポプラ社 
「人生の最後に食べたいおやつはなんですか?」
 物語は余命宣告を告げられた33歳の女性・海野雫(うみのしずく)がホスピスのある瀬戸内海の島に訪れるところからはじまる。ホスピスの家は「ライオンの家」といい、ここで毎週日曜ゲスト達はもう一度食べたいおやつをリクエストできるのだ。
 死ぬために訪れたその場所で、おいしいご飯を食べて誰かと語らい、そのぬくもりを抱きしめながら毎日を生きる。余命宣告をされた女性の物語でもありながらも、日々の生活が丁寧に紡がれ、生きることや愛することを楽しみ、「生きていることの喜び」が伝わってくる物語。
 この本を読み、時間は有限で、いつどうなるかわからない。一日、一日を大切に無駄にしないように過ごそうと決めた。
 ちなみに僕が人生の最後に食べたいおやつは「生クリーム」。


☆ 新刊図書案内ぴっくあっぷ
  書名   著者名   出版社
図書
群馬の高校野球  1969~2018 黒澤克利∥編  みやま文庫
思考力改善ドリル  植原亮∥著 勁草書房
みんなに好かれなくていい  和田秀樹∥著 小学館
これならわかる戦争の歴史Q&A  石出法太∥著 大月書店
南北朝武将列伝 南朝編・北朝編  亀田俊和∥編 戎光祥出版
今と昔の長崎に遊ぶ  増崎英明∥編著 九州大学出版会
地理マニアが教える旅とまち歩きの楽しみ方  作田龍昭∥著 ベレ出版
なぜ世界を知るべきなのか  池上彰∥著 小学館
地球を壊す暮らし方   ウルリッヒ・ブラント∥[著] 岩波書店
ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー2  ブレイディみかこ∥著 新潮社
めくってたのしむ原子と分子ずかん  ロージー・ディキンス∥文 化学同人
ほんとのおおきさ動物園  小宮輝之∥監修 学習研究社
14歳からの生物学  サリー・ヒル∥編 白水社
なんでも自分で修理する本  片桐雅量∥著 宝島社
NHK8Kルーブル美術館  小池寿子∥編著 NHK出版
すぐに弾けるピアノ入門  伯耆田ひろみ∥監修 主婦の友社
東京2020オリンピック公式記録集 KADOKAWA
打ち返す力  水谷隼∥著 講談社
知的文章術入門  黒木登志夫∥著 岩波書店
「感想文」から「文学批評」へ  小林真大∥著 小鳥遊書房
江戸の怪談  にほんの歴史★楽会∥編 出版芸術社
硝子の塔の殺人  知念実希人∥著 実業之日本社
白鳥とコウモリ  東野圭吾∥著 幻冬舎
透明な螺旋   東野圭吾∥著 文藝春秋
ペッパーズ・ゴースト  伊坂幸太郎∥著 朝日新聞出版
民王 シベリアの陰謀  池井戸潤∥著 KADOKAWA
兇人邸の殺人  今村昌弘∥著 東京創元社
項羽と劉邦、あと田中  古寺谷雉∥著 主婦と生活社
秋  かこさとし∥文・絵 講談社
真訳シェイクスピア四大悲劇  ウィリアム・シェイクスピア∥著 河出書房新社
ぼくモグラキツネ馬  チャーリー・マッケジー∥著 飛鳥新社
文庫
薬屋のひとりごと11  日向夏∥[著] 主婦の友インフォス
ユア・フォルマ3  菊石まれほ∥[著] KADOKAWA
ソードアート・オンライン26  川原礫∥[著] KADOKAWA
護られなかった者たちへ  中山七里∥著 宝島社
100万回生きたきみ  七月隆文∥[著] KADOKAWA
Re:ゼロから始める異世界生活22  長月達平∥著 KADOKAWA
明日の世界が君に優しくありますように  汐見夏衛∥著 スターツ出版


☆「私のすすめる一冊・5」から先生方のおすすめ本を読んでみよう!
『天国までの49日間』  図書委員3年 榛澤 
 この本は、いじめを苦に自殺した中学生、安音が天国に行くかか地獄に行くかを決める四十九日間の話です。
幽霊となった安音は霊感の強い榊洋人の家に転がり込み、身近な人たちを見ることで、自分の本当の想いに気付いていきます。
 誰も悲しまないと思って自殺しても絶対悲しむ人はいて、遺された人がどんなに辛い気持ちなのかが伝わってきます。そして、いじめがどれほどいけないことなのか改めて考えさせられました。
 いじめはいつになってもなくなることはありません。だからこそ、この本を読む人が増えて、少しでもいじめがなくなる世の中になってほしいと思いました。
推薦者:高橋忠嗣先生 『天国までの49日間』 櫻井千姫著 スターツ出版文庫
*「私のすすめる一冊」は育英高校で3年ごとに発行している、先生方から生徒へのおすすめ本のガイドブックです。第5号は令和2年に発行されました。これは先生方のおすすめの本を読んでみようという企画です。


☆図書室からのオススメ!  
「新・動物記」シリーズ  京都大学出版会刊
 動物記といえば、『シートン動物記』が有名ですが、現代の研究者たちによる新しい動物記のシリーズが、京都大学から出版されました。
『キリンの保育園-タンザニアでみつめた彼らの仔育て』齋藤美保著、『武器を持たないチョウの戦い方-ライバルの見えない世界で』竹内剛著、『隣のボノボ-集団どうしが出会うとき』坂巻哲也著、『夜のイチジクの木の上で-フルーツ好きの食肉類シベット』中林雅著。
 タイトルだけ見ても、わくわくするような動物の生態が想像されます。読めばたくさんの発見があることでしょう!

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