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図書だより H28-2
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【トピック】図書室より
2016
7.27
【図書室より】
図書だより H28-2
今年度より、図書委員会発行の図書だよりから主な記事をピックアップしてお伝えします。

ただ今図書室では、小特集「夏休みオススメの本」を展開中!

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■図書だより 平成28年度第2号(平成28年7月14日発行)

【齋藤花菜子先生から生徒へのオススメ!】
「博士の愛した数式」 小川洋子著

新潮文庫 みなさんには大切な人がいますか?その大切な人が記憶を80分しか保てなくなってしまったら、あなたはどうしますか?もし、私にとっての大切な人の記憶が毎80分ごとにリセットされてしまったら…と想像するだけで心の奥をぎゅっと掴まれるような、せつない悲しいやりきれない気持ちになります。
この本に登場する「博士」は事故の影響で連続した記憶を80分しか保てなくなってしまった数学者です。80分間に起きたこと、出会った人、すべての記憶がリセットされてしまいます。そんな「博士」と家政婦「私」とその息子の「ルート」が温かい人間関係を築いていくというストーリーです。
この本を読み終わるとなんだか少しせつなくて、でもじーんと心が温まるそんな1冊になっています。 みなさんは今、周りにいる人たちをきちんと大切にできていますか?
「あまり大切にできていない。」と感じた人は是非この本を読んでみてください。きっと、読む前より周り人を大切に思うことができますよ。

【「私のすすめる一冊・3」から先生方のおすすめ本を読んでみよう!】
『電池が切れるまで』 図書委員3年 猪俣

今回私は、『電池が切れるまで』という本を読みました。この本には、長野県立こども病院に長期入院し、重い病気と闘いながらも院内学級で仲間と楽しく学ぶ子供たちの気持ちが綴られた、たくさんの詩や作文がおさめられています。それらの詩や作文からは、子供たちが闘病生活で命と向き合う中での、思わず涙が出てしまうような苦しさや葛藤が痛いほど伝わってきます。
この本を読んで私は、健康であるということがどれだけ幸せなことであるのかを実感すると共に、多くの詩の中で自分のつらさ以上に、両親をはじめとする自分を支えてくれている人への感謝の言葉を書くことができる子供たちに感銘を受けました。
命の大切さや、自分の生き方について見つめ直す良い機会となると思うので、皆さんもぜひ手にとってみて下さい。
『電池が切れるまで』 すずらんの会編 角川書店

*「私のすすめる一冊」は育英高校で3年ごとに発行している、先生方から生徒へのおすすめ本のガイドブックです。第3号は平成26年に発行されました。 これは先生方のおすすめの本を読んでみようという企画です。

【新着図書ピックアップ】
学研の百科事典類が入りました。
『ハイベスト教科事典』全11巻と『原色ワイド図鑑』全10巻です。
『ハイベスト教科事典』は社会科、理科の調べ学習に役立ちますし、『原色ワイド図鑑』は保育科などで虫や動物を調べるときに使えます。 活用してもらえたらと思います。

【夏休みにオススメの本】
図書委員会企画・広報班がオススメしています。 夏休みを読書で過ごしてみませんか!

【平成28年度図書購入希望アンケート結果】
6月に全クラスに図書購入希望アンケートを行いました。 アンケートの結果、以下の図書が図書室に入る予定です。
「あの日」小保方晴子(講談社)
「いまひとたびと、なく鵺に」結城光流(KADOKAWA)
「美しい人体図鑑」梶原哲郎(笠倉出版社)
「うみキリン」あきやまただし(金の星社)
「オニじゃないよおにぎりだよ」シゲタサヤカ(えほんの杜)
「白き面に、囚わるる」結城光流(KADOKAWA)
「体育・スポーツ指導者と学生のためのスポーツ栄養学」(市村出版)
「天才」石原慎太郎(幻冬舎)
「面倒だから、しよう」渡辺和子(幻冬舎)
「TheMartian: A Novel」Andy Weir(Broadway Books)
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